てぃーだブログ › あがりんどう › ちょっと昔の話 › へび②

2011年02月14日

へび②

エピソード1
http://agarindou.ti-da.net/e3172971.html

エピソード2


それはとても暑い夏の日の事だった・・・



その日は台風が過ぎたあととゆうこともあり


風は少しありましたがとてもよく晴れた日でした


多分休日だったんでしょうね何人かと家の前の海で遊んでましたよ


ちなみに僕んちの前は遠浅になっていて
へび②
↑青くなり始めのとこ位で泳いでました


他の人は手前の浅瀬で遊んでましたが、僕だけは水中メガネとシュノーケルでちょっと深い所まで攻めてました



若さってのは怖いもの知らずですね(んっ?)



まあ、気持ちよく泳いでましたよ、ちょっと波はあったけど天気は良いし


ゆっくりと水面を平泳ぎで漂いながら・・・


砂地の白と魚の色のコントラスト等を楽しみながらね




















いたんですよ



僕の大嫌いなあんちくしょうが



へび②

ほんっとにこんな感じで急に僕の視界に入ってきたんですよ





そして、そのとき

























世界中の時が止まった・・・(ごめんなさい)



ホンッットに全身鳥肌が立ちましたねガ-ンぶわわわわわわわわわわわ~って


もうそれこそハリセンボン?位の勢いで・・・

へび②




        うみへび


潮のリズムに合わせて揺れるそのなまめかしいボディー



まるで葬式を思わせる様な不吉でシックなファッションセンス



そして海の中の狂おしい程の静寂・・・



そう君はまるで異星人



僕思うんです、みんな上ばかり見るけど



宇宙ってのはホントは海の事なんじゃないかなって・・



そう地に足のつかない宇宙



そこでは人はただ無力



だって人間だもの


      詩 おれ&みつお










今まで何百回も泳いできた海、家の前の海、俺の海


ちょっと付き合いが長すぎて舐めてたのかも・・・


でも、そうですよね海だもん


サメだって、鯨だって、ヘビだっていて当然です


逆に人間が海で泳いでる事の方が不自然なわけで


むしろその時居たのがサメじゃなくて良かった位です


感謝(だれに?)








いやまて、感謝してる場合じゃない


取りあえず今、この状況をどうにかしなくてはいけない訳で・・・


そこで僕の取った方法はというと


なるべく彼(彼女?)を刺激しないように裏返しましたよ


そう、手のひらをね・・・パー


そして平泳ぎの体制のままバックです、そ~っとね


勿論、抵抗を減らす為に足も伸ばして、そ~っとね


多分下から見るとちょっとしたイカ


そう少し足の少ないイカ

へび②
(写真はイメージです)


そして足のつくところまで行くとダッシュで浜に戻りましたよ






この一件以来深い所で泳ぐのが怖くなりました



自然ってね優しいだけじゃないんですよね



時に厳しさを教えてくれて



そのたびに教訓も残してくれる女王様です



もっと大切にしなくちゃね



僕たちの子、またその子ども達の為にもね




へび②















へび②






































































































どぅ~ちゅいむに~

なんかいい話っぽくない?


















































同じカテゴリー(ちょっと昔の話)の記事
紫のけむり 後編
紫のけむり 後編(2011-08-27 16:22)

紫のけむり 中編
紫のけむり 中編(2011-08-23 17:36)

紫のけむり 前篇
紫のけむり 前篇(2011-08-20 15:43)

もずくと玄米
もずくと玄米(2011-05-01 17:54)

神隠し③
神隠し③(2011-04-21 03:27)


Posted by あがりんどう at 22:04│Comments(0)ちょっと昔の話
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。